2012年5月11日金曜日

キーワード検索で上位表示を目指すには?

ホームページのコンサルタント契約をしているお客様が来社され、サイトの改良部分について打ち合わせを行った。

そのお客様のホームページは最初あるWebデザイナーに依頼して制作してもらったらしいが、公開してからずっとホームページからの問い合わせも全くなく、アクセス状況も全く分からなかったらしい。

そこで当社にホームページリニューアルの依頼があり、それ以来継続してそのお客様のホームページをサポートしている。

当社がホームページをリニューアルすると、早い段階でアクセス数が増え、問い合わせも来るようになった。
誰も見てくれないホームページほど無意味なものはないと思う。

Webデザイナーという人たちは、色々なスキルを持っていて、中にはSEO対策も行える人材もいるだろう。
また逆にサイトのデザインだけに力を入れて、SEO対策は全く行われていないホームページも見受けられる。

これまで色んな業種のホームページのコンサルタントを担当してきた私としては、
  こりゃアカンな!
ウ~ン、こんなホームページでは誰もアクセスがないだろうな
    と思える部分が多々ある。

検索エンジン対策とか、SEOとか、SEM云々という言葉だけが先走りしてテクニックに走っているサイトも多い。
それがはたしていいのかどうか。。

ホームページというものはテクニックではなく、丁寧な説明・文章を書いてあげて、そのサイトを訪問した人が理解しやすいものであればいい。

当然の事ながらナビゲーションは大切だが、ホームページ上のナビゲーションはそんな複雑なものではない。

では、丁寧な文章だけで検索結果トップを取れるのか?
語句だけでトップを取るのは比較的容易い事だが、コンサルタントとしては、それだけではお客様は満足してくれない。
そこからが腕の見せ所。

私がコンサルタントしている企業さんは、その会社の経営方針、業務形態と詳細な内容、同業他社の分析などを行い、どの語句でトップ表示させるかを検討する。
そしてもう一つ注力するのが、そのお客様を取り巻くビジネス環境の変化。
ビジネス環境は目まぐるしく変化しており、この語句でトップをとれば、それで終わりという訳にはいかない。
商売にならないキーワードでトップをとっても何の意味もない。

ある年は、政府の施策で特定の業界は特需に沸いた事もあった。
そのような時は、そのビジネスになりそうな業界向けにキーワード語句を設定し、文章を考え受注につなげる。
ホームページは、ただやみくもにページ数をたくさん作ればいいというものではなく、細かく手を入れていく事が重要。

時代の変化を的確に読み取り、ホームページでそのお客様の受注・売上アップにつなげるのが私の仕事。
コピーライターみたいにキャッチコピーも考え、お客様の立場、そして訪問者の立場になって企業のホームページをコンサルタントする。
ホームページコンサルタントは難しく、また楽しい仕事でもあるが、お客様もホームページで欲が出てくるもの。
あるキーワードで検索結果がトップになって、それで仕事が舞い込んできた、という嬉しい知らせと共に、じゃ こういうキーワードでも、この分野でもトップにして欲しいと言ってくる。
そこが、また腕の見せ所となる。


このような企業向けホームページコンサルタントと共に、商工会議所や商工会の会員事業所向けに講演なども行っています。

講演依頼は、このページからお願いします。

  (文:三田村淳一)




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